◆2007/06/03  いまさら一恋語り

赤いコのことエロいエロい散々ゆってますけど、奴の存在自体はエロスだとは思ってるけど、奴の思考自体がエロいかって言うと自分の中ではそうでもない。
むしろ、ある意味ぴゅあ?
ってゆった時点で自分で大爆笑なんですが(笑)なんか単語的に。


最近やっと主人公様→赤いコ、赤いコ→主人公様なイメージ曲を一つずつ見つけました。
前者がくらくらする程溺れてて、もうどーにでもして、というくらい恋の炎で焼かれてる曲なんですが。
後者がなんというか、えっらい爽やかで、恋というより憧憬みたいな曲なんですよ。
空とか水とかそういうイメージの。


なんでこんな対照的な曲をうっかり選んでしまったかと、職場で人と仕事の話しつつ同時並行で悩みまして。
んで、赤いコは色々な経験をして、そこを色々と一回りして辿り着いたのが主人公様の懐だったのかなーとか思ったり。


死後の世界の公務員になって四十年、赤いコの男性遍歴(笑)を考えるとイメージできるのが、実に卑猥な刺青先輩とか、天に立ちたい王様とか、王様の本妻あたり。
(一応その前の流魂街時代は除く。この時代をそっちの方面に考えてくと結構ハードだよな)
御三方に関しては、はっきり言って百戦錬磨の猛者ばっかです。
この中の誰に仕込まれてても、どんだけレヴェルアップしてきたか想像も付かない。


で、そういう男がなんでわざわざ人間のお子様を選ぶかって話で。
単なる物珍しさで手ェ出したってスレた理由とかも有だろうし。
単純に言うと、助けられてうっかり惚れたってのがまあ妥当なところでしょう<あんまりだ


しかし一回手ェ出すだけならともかく、継続してお付き合い(?)をするにはそれなりに相性があるわけで。
エロスな意味でも性格方面でも色々と。妥協なり駆け引きなり必要なわけで。


で、百戦錬磨相手してきた赤いコがなんでわざわざ子供相手にするかなってところがある。
個人的にはいい年した大人が子供たぶらかすってのは好かんです。
分別あるお付き合いをしていただきたい。
お子様の判断力の未熟さに付け込む卑劣さは見ていて気持ちいいものじゃないというのが個人的な好み。
だからうちの赤いコは基本手ェ出される側です。
主人公様が成人したら全然リバおっけーですよ、むしろどんどんやって欲しいぜ(笑)
今の年齢状態でもまあちょっと興味はあるんだが。


ぶっちゃけエロスの極み体感してきたであろう(しかしさすがに言い過ぎか?)、遍歴豊富な赤いコが若いだけの勢いで楽しいもんなのかどうなのかっていう。
でもね、頂点経験してればさ、ある部分では刺激いらなくね?と思うわけですよ。
一通り満足してるし自分の楽しみ方も十分わかってる。
凄く上手い相手にあえて頼らなくても、そっちの方面に関してある程度充実させられるっていう。
上手いだけの行為よりも、滅茶苦茶愛してくれる幼さが愛しくなっちまうもんかなぁと、無闇に納得してみたり。


大体、快楽に走るとしたら、それこそ四十年の雌伏の時こそかな、と。
思い通りに行かない、強くなれない、"星"までの距離がひたすら遠い、そういったフラストレーション解消のために、上手くストレス流してくれる大人の対処にふらふらしても自然なことだろう。
兄様という目標も決まって、"星"の命も救えて、信頼できる仲間もできて。
戦いの時間はともかく、そうじゃないところで彼が精神的に圧迫される必要はもうないわけですよ。
そうすると極端に快楽で忘れようとしなくていいし、まー、むしろ一回りしちゃったもんだから、温和で安心できるセックスライフ目指していいんじゃないのって言う。
憧憬すら抱ける強さを持った年下のカレシに溺愛されたら、そら、可愛くてたまらんと思うのですよ。
だから何されても許すくらいの度量の深さで、溺愛し返す。
そっち方面下手でもそんなん一切関係ない、むしろ経験ないのに立ち向かってくるトコとか、ひたすらベタベタに甘やかしまくりたいんだと思う。


極論すると、自分の手を離れても年下のカレシが幸せなら寂しくもなんともない、むしろひっそりと応援してやりたい、そんくらいの溺愛で。
そこに悲壮感とか全く無い、だって奴はヘンなトコ謙虚だから。
大人つーか、一番悲惨な状況が何なのか、嫌ってほどわかってるから。
"星"と同じで、傍にいなくても、相手が幸せなら奴はそれなりに満足して、別の何かを見るふりして、心の中に相手を残したまま生きていける男。


ちなみに年下のカレシはそーゆー心理面に気付けるような大人ではないので、その余裕さがシャクなんだろな。
自分が子供だから本気で相手にしてくれないとか悩んだり、今迄相手にしてきた男に比べての経験の浅さがコンプレックスだったり。
一分一秒早く大人になりたくて、物凄い頑張らなきゃって意気込んでる。
そーいうコト悶々と思いつつ、四六時中考えてどんどんドツボに堕ちていく。
なんたって若いから。一人遊び上手ですよ。いや、エロい意味じゃなく。
自分で自分を追い詰めて、凄く焦って、その焦りを年上のカレシに叩き付ける。
ひどい抱き方だってする。きつい言葉だって掛ける。


そんだけ溺れてくれりゃ、年上のカレシだって嬉しいよね。
一通り回ってるからむしろそんなん新鮮で、ひどいコトされてもそれはそれで嬉しくて、全部受け入れちゃうダメダメな大人。
そんなんが死後の世界の公務員の上層部なんだぜ。
笑っちゃうよな。でも萌えちゃうんだよ(笑)

物凄い一途で一生懸命で空回ってる主人公様に主軸を置いてるようでいて、最終的にはそのワガママも何もかもを受け入れてる赤いコのベタ惚れっぷりが、りゅりに置いてあるブツの根源です。


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